コロナ過での海外旅行はいつから再開できる?現在の状況を調べてみました

新型コロナウイルス感染症の世界的拡大が続く中、日本政府は一部の国や地域との間でビジネス関係者や留学生などを対象に入国制限を緩和するなど、徐々に動き出しているように見えます。
日本からの海外旅行が再開できるのはいつになるのでしょうか?現在の状況などをまとめてみました。

※記載の内容は記事作成時のものです。最新の情報に関しては外務省の海外安全ホームページなどをご確認ください。
2020年10月時点の海外旅行の状況

2020年10月時点の海外旅行の状況

外務省の感染症危険情報

2020年10月現在、全世界向けにレベル2(不要不急の渡航は止めてください)が出されています。さらに、多くの国はレベル3(渡航中止勧告)に引き上げられており、海外旅行はできない状態です。

旅行先の国・地域の、日本からの入国制限措置

現在、欧州などでは日本からの入国制限を徐々に緩和する国も増えてきています。ですが、日本から各国・地域へ対してはレベル3(渡航中止勧告)がほとんどで、入国緩和されていても渡航することができません。

以下の国々では、国際的な人の往来再開に向けた段階的特例措置を開始しています。

相互にビジネス渡航が可能な国(2020/10/07時点)

1.レジデンストラック(入国後14日間の自宅等待機は維持しつつ、双方向の往来を再開するスキーム)
  • ・タイ
  • ・ベトナム
  • ・マレーシア
  • ・カンボジア
  • ・ラオス
  • ・ミャンマー
  • ・台湾
  • ・シンガポール
  • ・ブルネイ(10/8から)
  • ・韓国(10/8から)
2. ビジネストラック(入国後14日間の自宅等待機期間中も行動範囲を限定した形でのビジネス活動を可能とするスキーム)
  • ・シンガポール
  • ・韓国(10/8から)

日本帰国後の隔離条件

現在、帰国時にはPCR検査結果にかかわらず、14日間の隔離が求められています。対象国・地域で14日間隔離+日本帰国後に14日間の隔離が必要となれば、観光目的で渡航できる人は限られるでしょう。

タイでは、旅行者向けに特別観光ビザ(STV)を発給し、90日間の長期滞在(2回まで延長可能、最長270日)を可能にしています。

航空便の運航状況

国際線の航空路線は約9割が運休していたと言われていますが、入国制限緩和で少しずつ再開している路線もあります。ですが、以前のような状況に戻ることはまだしばらく先のことになりそうです。

渡航の条件としての海外旅行保険

2020年10月現在、日本からの入国制限を解除している国の多くが「海外旅行保険」に加入することを入国の条件としています。

新型コロナウイルス感染症の治療に関連するすべての費用がカバーされていることを確認し契約しておきましょう。

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