2020年10月20日よりカナダへの留学生の入国規制が緩和

留学先として人気の高いカナダですが、新型コロナウイルス感染症の流行により外国人のカナダ入国が禁止されており、3月18日以前に発行された学生ビザを保有、かつ渡航の必要性が認められた留学生のみが入国できる状態でした。

カナダイメージ

留学生の渡航制限が緩和

2020年10月20日より留学生の渡航制限が緩和され、対象となる学生ビザ保持者はカナダへの入国が可能になりました。

対象となるのは、カナダの州政府より認可された語学学校を含む指定された学習機関(DLI:Designated Learning Institution)で、新型コロナウイルス感染症に対する予防などの準備計画が承認され、そしてその計画が実際に実施されている学習機関に通う場合です。対象の学習機関は以下で確認できます。

参照先https://www.canada.ca/en/immigration-refugees-citizenship/services/coronavirus-covid19/students/approved-dli.html

新規の学生ビザの承認も再開しており、条件付きではありますが徐々に渡航規制が緩和されつつあります。しかし11月後半現在、新型コロナウイルス感染再拡大によりロックダウンしている都市もありますので、最新情報をご確認ください。

カナダへの入国時には14日間の自己隔離

カナダへの入国時には、症状の有無にかかわらず14日間の自己隔離が義務付けられ、違反者には罰則が適用されます。 また以下のものが必要です。

  • ArriveCANアプリケーションなどで自己隔離プラン、連絡先等の提出
  • 入国審査官もしくは検疫官による健康チェック
  • 入国時、また自己隔離期間中に、必要な質問に回答する義務

日本の外務省の危険情報では、カナダは継続して「レベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)」対象区域となっており、留学期間を終了して日本への帰国時に、空港でのPCR検査(検査結果が出るまで、原則、空港内のスペース又は検疫所が指定した施設等で待機)および14日間の自己隔離が必要となります。

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海外旅行保険比較ネット 編集部
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