ハワイ島キラウエア火山の噴火でハワイ当局は注意喚起

ハワイ州知事は2018年5月3日、ハワイ島キラウエア火山の噴火に伴い非常事態宣言を発出しました。

ハワイ島キラウエア火山の噴火

2018年5月3日のハワイ島キラウエア火山の噴火により、ハワイ当局は「Leilani Estates」と「Lanipuna Gardens」地域の全住民に対し避難を呼びかています。

噴火した火山からは、住居の近くまで溶岩が流れたり一部有毒なガスが検出されており、周辺では地震も起きています。地元の火山観測所では「噴火活動は数カ月続く恐れがある」との指摘もされています。

今回の噴火は、ハワイ島を構成する5つの盾状火山の1つであるキラウエア火山で起きています。多くの日本人が訪れるホノルル地域は噴火による直接的な影響は出ていない様子。

ハワイ島の観光局では2018年5月5日でハワイ島そのものへの旅行や出張計画を変更する必要はないとしています。

外務省海外安全ホームページの2018年5月5日のスポット情報はこちら
米国：ハワイ島キラウエア火山の噴火に伴う注意喚起（新規）

ハワイへのご旅行を予定されている方は、避難地域に指定された付近には近づかないことは当然として、ご旅行時には関係機関の最新情報を入手し慎重に行動しましょう。

以下関係機関のウェブサイトを参考ください。

キラウエア火山の「キラウエア」は、ハワイ語で「吹き出す」または「多くまき散らす」を意味しているとのこと（wikipediaより）。キラウエア火山は活火山で1983年以来、断続的に噴火が続いているようなので、今後もハワイ島へ行かれる際は注意する必要があります。